パワハラ被害の労災認定について
厚生労働省から、令和2年4月20日に開催された「第4回 精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の資料が公表されました。
今回の議題は、
1.雇用保険法等の一部を改正する法律の概要(労災保険法、労働保険徴収法関係)、
2.業務による心理的負荷評価表の見直しについてなどでした。
このうち1.については、同改正による労災保険法の改正で、兼業や副業などの場合に関する(複数業務要因)災害に関する保険給付の仕組みが導入されたことについて、
認定方法などの検討が行われました。
2.については、精神障害の労災認定の基準における具体的な出来事に、新たに「パワーハラスメント」の出来事を追加することとしています。
令和2年6月からパワーハラスメント防止対策が法制化されることを踏まえて、
判定の基準となる「心理的負荷評価表」の見直しについて検討されてきました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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